レンタル水槽は、学校や幼稚園などの教育現場にどんなメリットをもたらすのかを解説しています。
4月の入学・進級シーズンでは、新しい環境になじめずに、ストレスや不安を感じている子どもも少なくありません。そうした子どもたちも、水槽を眺めることで、ストレスが緩和されたり、気持ちが落ち着いたりすることがあります。
とくに、初めて親の元を離れて過ごす幼稚園の新入園児の場合、泣きじゃくって手がつけられないというシーンが見受けられますが、水槽の前に連れて行くと魚に見入ってしまい、いつの間にか泣き止んでいるということもあるようです。
学校や幼稚園に水槽を設置すると、子どもたちの興味をひきつけ、好奇心を引き出します。子どもたちが自ら興味を持って知りたいと思ったことのほうが学ぶ意欲が出ますし、知識としても身につきます。
年齢や性別に関係なく、自然と水槽の周りに集まってくるので、いつもは一緒に遊んでいない子ども同士にも会話が生まれ、コミュニケーションをとるきっかけもできます。
生きている本物の魚に触れることで、命の大切さを学ぶこともできます。本物のようにリアルなおもちゃや、現実世界と区別がつかないテレビゲームなどで遊ぶ現代の子どもたちの中には、リセットボタンを押せば何度でも復活できると思っている子どももいるとか。
人間を含め、生き物の命ははかなく、限りがあるということ、だからこそ、生き物を大切にして、私たち人間も、命がある間は一生懸命に生きなければならないということを教えなければなりません。美しいものに触れて感動したり、弱いものを大切にしようとする気持ちを育んだり、子どもたちの感性を豊かにするためにも、水槽の設置は有効であると考えられます。